
ざっくり概要
DMをメインに、セールスコピーライティングの仕方が、分析されている本です。
この本がおすすめな人
- DM制作の担当者
- 伸び悩んでる営業マン
- コピーラティング初心者
- セールスライティングを今から学びたい方
マーケティングのプロの、神田昌典さんが書かれた本で、とても読みやすい本です。
この本の情報紹介
2014年5月出版
285ページ、読了まで90分
神田 昌典 著
禁断のセールスコピーライティングの要約:営業に活かせる

禁断のセールスコピーライティングの要約:営業に活かせる
読んで思った感想が、「営業職の方にぴったり」ということです。
後半はテレアポの事例が出てきて、苦手だった5年前に知ってれば少し違ったな、と思う場面もありました。

本の概要
セールスコピーライティングの基礎と実例を通して学べます。
文章でモノを売るために必要な、基礎、テクニックや法則をマーケティングのプロから教わることができます。
会社でDMを作る方や、営業マンの方が、成績アップに繋がる内容が盛り沢山の本です。
目次
- 第1章:「禁断の法則」編
- 第2章:「禁断のDM」編
- 第3章:「禁断のレター」編
- 第4章:「禁断のセールス」編
- 第5章:「神田のセールスレター」編
セールスコピーライティングを、DM、レター、セールスの場面に分けて解説してあります。
あなたが一番関係ある部分だけを、読んでも参考になります。
第1章は、必読でここで基本も学んでから、進めて行くとよいですね。
印象に残った内容
読んで印象に残った点を、まとめて紹介します。
基本
- PASONAの法則
- さすが! と思わせる
- 動いて欲しいように動いてもらうよう意識する
PASONAの法則
Problem:問題を明確にする
▼
Agitation:問題をあぶり出す
▼
Solution:解決策を提案
▼
Narrow down:絞り込み
▼
Action:具体的な行動へ誘導する
セールスを行う時は、上の『PASONAの順番』を意識して行うと、お客さんへ届きやすくなります。
必要性と欲求
相手の本当のニーズとウォンツを考える
ニーズとウォンツが交わてる状態が最強
抑え切れないウォンツ、差し迫ったニーズがないと人はモノを買わない
ニーズがあるだけののモノは、ウォンツを促し、逆の場合はその逆を行う。
テクニック
- 見出しにはベネフィット
- フィードバック効果=言ったモノ勝ち
- 五感に訴え、否定的な心の声で協調行動を促し、未来をイメージさせる
冒頭の部分で、自分に関係がないなと思われたら、本文でいかに良い内容が書かれていても読んでさえもらえない。
そのため見出しの部分に、読者のメリットを訴求して、このDMを読む意味を伝えて上げることが重要。
「マーケティング」と「セールス」の違いについて
マーケティング | セールス |
見込み客を集める | 今すぐ買う客を見極める |
お客を育てる | お客を刈り取る |
会社全体でやるべき | 営業マン個人がやるべき |
買う気にさせる | 買って後悔しないか確認する |
「マーケティング」と「セールス」は、明確に分ける必要性があります。

書評まとめ:禁断のセールスコピーライティング=営業スキルの一つ

書評まとめ:禁断のセールスコピーライティング=営業スキルの一つ
セールスコピーライティングのスキルがあれば、仮に明日仕事をクビになっても、生きていく力があることと同義です。
モノを文章だけで売る技術なので、コミュ障、口下手も気にする必要なしです。
ウェブ取引が当たり前の今、超活きてくる能力なので、あなたも今のうちに身に付けませんか?
第4章で、テレアポの話が出てきます。
「こんなゴリゴリ行くの?」と思いましたが、何万回と営業を受けている、会社・社長に取っては、弱い印象に残らないテレアポは、してないのと同じとわかりました・・・
下手なテレアポ本より、刺さりましたね。

おすすめの方
- DM制作の担当者
- 伸び悩んでる営業マン
- コピーラティング初心者
- セールスライティングを今から学びたい方
以上一つでも当てはまる方、ぜひ読んで見てください。
ポイント
- モノを売るには、PASONAの順番が重要
- ニーズとウォンツを徹底的に調べないとモノは売れない