アラサー独身男ですが、『プリンセス・マーケティング』を読みました。

女性へのセールスに関して書かれた本を、男性視点で感想をまとめました。
超簡単な要約
女性と男性で、それぞれの感じ方の違いが、書かれております。
タイトルはマーケティングですが、それ以外の場面でも応用できる内容が多数です。
この本がおすすめな人
- おもに男性
- 女性向けにセールスしている方
- 奥さん、彼女とうまくいっていない方
- 女性向けプレゼントに何を買おうか悩んでいる方
本の情報紹介
- 2019年5月出版
- 192P、読了まで約2時間
谷本 理恵子 著
株式会社グローアップマーケティング 代表取締役
セールスコピーライター
Over30独身男が、『プリンセス・マーケティング』を読んだ感想

Over30独身男が、『プリンセス・マーケティング』を読んだ感想
概要
男性は単純、女性は複雑。
女性向け、男性向け、それぞれへのアプローチの仕方の違いが、対比されてまとまっています。
女性が読むと納得、男性が読むと、「へぇ〜」と、連発。
どちらかというと、男性向けの本のように感じます。
目次
- 女性と男性では、求めている「ストーリー」が違う
- 女性と男性では、登場人物の「設定」が違う
- 女性と男性では、主人公の「モチベーション」が違う
- 女性と男性では、意思決定の「中身」が違う
- 女性と男性では、何を「信じる」かが違う
- 女性と男性では、「関係性」の築き方が違う
- 女性と男性では、「未来」の見せ方が違う
女性と男性での、感じ方の違いを述べています。
女性と男性の感じ方、捉え方を比較して書いてあるので、非常に読みやすいです。
女性、男性関係なく、異性がモノを買うときに、どのような判断基準で購入決定をしているかが、わかるので性別関係なく楽しめます。
印象に残った内容まとめ
本を読んで印象に残った部分を、ずら〜っと箇条書きでご紹介します。
女性視点側で、「こんな感情が動くのか」と、全く知らなかったことを中心に記載していきます。
- 女性は、とりあえず試したい
- 女性には「感情の共有」が必須
- 女性は「感情が動く→欲の正当化→買う」
- 女性には、別の自分になれる未来を見せる
- 男性の興味は「他者」、女性の興味は「自分」
- 男性は「周囲からの評価」が重要→だから単純
- 女性へは「問題の指摘」ではなく「承認」が大事
- 女性へは、ベストプランをストレートに提案すること
- 女性は基本的に自信がない、自信を与えることが重要
- 女性へのキーワードは「罪悪感」と「束の間の現実逃避」
- 男性には「客観的評価」を、女性には「自己満足」を訴求
- 男性は「モテ」を重要視するが、女性に「モテ」要素は不要
- 男性は「物の凄さ」に感動、女性は「擬似体験できること」が重要
- 女性には年代を問わず、「本来の自分を取り戻す」という内容で話す
- 男性は「現実的な」未来を目指し、女性は「新しい、自由になる」将来を目指す
- 男性は「新しい自分になれるか」、女性は「今までの「自分を捨てられるか」を意識する
僕が『プリンセス・マーケティング』を読むまで、意識したことがなかった点です。
書評まとめ:プリンセス・マーケティングの感想

プリンセス・マーケティングの感想
女性にモノを売る仕事をしていない方でも、参考になります。
奥さんとの関係がうまくいってない男性方には、いいではないかと思います。
プリンセス・マーケティングを読んで、つくづく男はちょろいなと感じました。
男性には、これを使うと「モテます」よ
女性には、これを使うと「本来のあなたになれます」よ
このワードで基本モノは売れる。
営業職や、ショップ店員の方は、特に参考になるでしょう。
気になった方はぜひ、読んでみてください。