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『これからの生き方。』の要約【アラサー世代におすすめ】

2020/08/16

【要約】『これからの生き方。』→アラサー男女におすすめ

IS

30代中盤の会社員|経歴:地方国立大文系卒▶︎飲食▶︎人材▶︎貿易▶︎IT|転職4回経験|マーケティング企業のSEO職|ブログ運営歴4年|仕事関連、本の要約、レビュー記事を執筆中lGoogleローカルガイドレベル8|TOEIC855

『転職の思考法』の著者、北野唯我さんの『これからの生き方。』の要約です。

前半は漫画で、主人公の女の子が、自分そっくりの性格で感情移入してしまう内容でした。

あなたは今の職場に満足していますか?

筆者
筆者

 

とりあえず、男女問わず「私が私が」と、自己主張が強いアラサーは、一回読んでみた方がいいです。

 

ざっくり概要

前半は、7人の特性が違う登場人物の、仕事に対する価値観の変化を中心に、漫画形式で描かれています。

後半は漫画の登場人物それぞれの仕事の価値観をもとに、自己分析ワークを行っていき、これからの読者の生き方を模索していく流れです。

 

この本がおすすめな人

  • アラサー
  • 尖り人材
  • 今の職場に満足していない
  • 協調性がなく、社内で浮いている方

一言でまとめると、

我が強くて、社内でちょっと浮きがちな、このまま行くとお局コースまっしぐらのアラサー

のあなたに、読んで欲しい本です。

 

この本の情報紹介

2020年8月出版

354ページ、読了まで120分※ワーク除く

北野 唯我 著

 

 

 

これからの生き方。の要約→人生に迷いが生じている方にヒントをくれる本

これからの生き方。→アラサーで人生に迷いが生じている方にヒントをくれる本

これからの生き方。→アラサーで人生に迷いが生じている方にヒントをくれる本

 

自分の価値観が、会社の理念、上司、同僚等と合わない場合、ストレスになりますよね。

社会人は会社にいる時間が長いので、会社だけで、自分の価値観を満足させようとしがちですが、そこが間違いという指摘をこの本からもらいました。

筆者
筆者

 

本の概要

「価値観」に焦点を置いています。

前半の漫画パートで、主人公の価値観を中心にして、周りの上司、同僚やアプローチ先のオーナーがそれぞれ持ってる価値観を、主人公と対比させて、心情の動きが表されています。

人は変われる。各年代によって価値観を変化さえて、対応することができるということが学べます。

今の自分の振る舞いのままで大丈夫か?

考えることができる本です。

 

目次

  • 第1章:漫画編(物語編)
  • 第2章:ワーク編(自己分析編)
  • 第3章:独白編

 

第1章は、漫画なので、サクサク読めます。

登場人物それぞれの心情を読み取れるとより楽しめます。

なぜ働くのか? 聞かれたら、なんと答えますか?

 

第2章は、具体的なワークです。

自分の価値観を洗い出して、自信が大事にする価値観をベースにして、これからどう生きていくべきかを深ぼっていきます。

この本の本題部分です。

ターゲットが30歳前後の本なので、仕事が充実してきながらも、将来に不安を抱えやすいアラサー世代にピッタリの内容です。

 

第3章は、筆者の北野さんの経験をもとにした、人生で感じたことを振り返っています。

 

なぜ働くのか、自分は何を求めているのか?

聞かれてすぐに答えられないあなたに、この本はおすすめです。

 

これからのキャリアの作り方(20代前半〜アラサー向け)

第2章のワークの4つのタイプごとの、「これからのキャリア形成」に関して触れていきます。

 

仕事の価値観をベースにして、今後のキャリアを4つの型に分けて、自分が当てはまった型のワークを中心にこなしていきます。

 

20〜30代前半の方向けに、40代以降の戦い方を考えていくワークです。

 

これからの時代、このままでいいのか少しでも不安がある場合は、

  • あなたのキャリアプランの見直し方
  • 将来弱点になるである箇所

が、このワークを通して、自己分析できます。

 

渋沢栄一さんの、「知・情・意」をもとに、これからの生き方を描いていきます。

 

4つのキャリア分類

  • スキル型:知恵・スキルをキャリアにしていくタイプ
  • 意思型:気持ち、向上心をもとにキャリアを積んでいくタイプ
  • チーム型:他人のことを想い、リーダー的役割を中心にキャリア形成していくタイプ
  • バランス型:上3つが同居しており、尖った特徴はないタイプ

 

スキル型

  • 差別化が将来の壁
  • 自分を客観的に見ることができるのは強み
  • 欠点は自分に関してそれほど意思がないところ
  • 応援したい人や、テーマを見つけることが重要
  • キャリアの途中で、自分の色を出さないといけない

 

意思型

  • 環境を強引にでも変えることも重要
  • 自分の得のために誰かを利用する=最低
  • 敵を倒す、勝つ、目標の達成→これらに重きを置きがち
  • 自分だけよければいい、勝ち逃げみたいなのは、アウト
  • 自分の心の弱さにどう打ち勝つか、ブレない使命を見つけよう
  • 人と人の成功は、WIN-WINでなければ、将来的に軋轢が生まれる
  • 相手を損させない勝ち方を学ぶこと→20〜30代のうちに身につけよう

 

僕がこのタイプなので、厚めの内容になってしまいました。
筆者
筆者

 

チーム型

  • 職種・場所選びが重要
  • 動機をきちんと聞くことが重要
  • 真面目で騙されやすい傾向にあるので注意
  • 人を見る力の習得→これが足りない場合が多い※最重要
  • 成果を出すためには、結論粘り強く前に進めるかしかない

 

バランス型

  • 自分の軸が弱め
  • 早い段階で人を率いる経験を積むこと
  • きちんと成果をアピールする術を身に付けること
  • 世渡り上手な分、権力に屈服してしまう部分がある
  • 器用貧乏になりがち、うまくやっていく力は抜群だが、目立ちにくいのが欠点
  • 自分が上げた成果に関してはきちんとアピールして、正当な評価を得るようにしましょう。

 

この4つの型は、ずっと同じではなく、人生のフェーズによって変わってきます。

 

20代は元気で意思型で通していても、40代に入り自分よりも育成の方がメインになってきて、チーム型に移行するなど。

 

今の自分の型を理解して、将来を予測して、これからの生き方を決めていくのが、この作業です。

 

ちなみにアラサーは、意思型、スキル型が比較的多いようです。

 

 

書評まとめ:これからの生き方。

これからの生き方。の要約

まとめ:これからの生き方。の要約

 

自分の意見を意地でも貫き通すことは、その場ではいいが、追々のことを考えると他社目線になれておらず、敵を作り、将来的に詰む可能性が高いことがわかりました。

この本が言いたいことは、「今はいいが、これからを考えると、他の価値観も頭に入れて、自分の生き方を変えていかないと生き残っていけない」ということだと感じました。

 

自分の価値観を満たすときに、会社に全てを依存しないことも大事です。

 

全部会社で満たそうと思うと、それができないときに、不満につながっていき、人生の幸福度を下げてしまいます。

 

最初から価値観はひとつの場所で満たそうとせず、仕事、趣味、副業などで分散して満たそうと思っておくことが重要。

 

人間も動物なので、エネルギーは絶対落ちていきます。

そうなってから苦労しないように、アラサー世代は、これからの生き方を考えないといけないですね。

筆者
筆者

 

おすすめの方

  • アラサー
  • 尖り人材
  • 協調性がなく、社内で浮いている方

 

以上一つでも当てはまる方、ぜひ読んで見てください。

 

最後に

あなたが働く理由はなんですか?

あなたのこれから人生をどう生きていくか、考えるきっかけになる本です。

 

 

 

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