本記事について
人とコミュニケーションを取るのが苦手な方で、かつ文系出身の方向けの記事です。
文系卒だと手に職がないので、仕事をするとしたら、営業のような顧客折衝がメインになってしまいますよね。
コミュ障で文系卒で営業に転職したみた自身の経験をもとにした記事です。
コミュ障が営業に転職すると、かなり苦労します。
しかし、営業職への職務経験としてはかなりプラスになります。
これと言ったスキルが無いのであれば、なるべく若いうちに営業を経験しておくことをおすすめします。

記事の内容
- 文系卒×コミュ障=営業には不向き
- 文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法
筆者の経歴
- 文系(人文学部)卒
- 人前でのスピーチは緊張しない
- 話す相手が減るほど緊張する(1対1が一番緊張)
上記特性で、飲食業→人材営業へ転職しました。
同じように、「文系 コミュ障」で営業に、就職・転職を考えている方の内容です。
5年前の初転職で
・文系卒
・コミュ障
という低スペックで、営業に転職しました。
結果はかなり苦労して、一瞬だけ輝きましたが、継続ができず終了。
自分を偽って働くというのは長続きしませんので、要注意です。
コミュ障が営業職に就くとかなり苦労します。
ですが、キャリアには大きくプラスになりました。
専門性のない文系卒が生き残っていくためには、コミュ障は改善しないといけない短所だと感じます。
目次
文系卒×コミュ障=営業には不向き

文系卒コミュ障=営業には不向き

向き、不向きで言うと、不向きです。
営業がメインになってしまう、文系卒では、割と致命的ですね。
営業会社の実情
普段かなり大人しくて、こちらから話を振らないと話さないような子が、トップ営業だったりする場合があります。
こんな場合は特殊でえっw一概には言えませんが、大体の場合、コミュ障は営業に向いてません。
コミュ障を克服したい場合、営業職に就職・転職する価値あり
荒治療ですが、コミュ障克服のために、営業で働くのもありです。
営業はもちろん、毎日誰かしらと話さないといけません。
必然的にコミュニケーションの練習になります。
人と話すこと自体が苦手な方は、今後のためにも、早いうちに最低限できるようになっておくべきです。
そのために、営業職で就職することは、良い選択だと感じます。
でも、コミュ障が営業職に就くことは、かなり覚悟が入りますね。
ストイックな方には、向いてるでしょう。

営業はご想像の通り、数字を上げていないと、かなり社内にいづらくなります。
営業は、コミュ障を少しでも克服したい方には、適している環境です。
人と話すことには、じきに慣れていきます。
文系卒だと営業以外の選択肢が少ない
文系卒は、理系と比べ、圧倒的に営業職がメインになってきます。
文系は専門性が出にくく、周りも営業、ジムやサービス系がほとんでした。

自分で大学のときや、それ以前に、手に職を付けている人は別です。
ホワイトカラーへの就職・転職を目指す場合は、基本営業職になります。
人と話すのが嫌なので、営業以外で選びたいという場合は、
- ドライバー
- ライン作業
などのような、ブルーカラー職がメインになります。
同作業の繰り返しと、体を動かす職なので、
- 飽きとの戦い
- AIに取って替わられる
- 年齢を重ねての体力面
上記の課題が出てくる職のため、長い目でみると、適しているかは疑問です。
私の親は運送畑の人間で、「絶対この職には就くな」と、子供頃から言われてきました。
体力面でかなりきついようです。

専門性が弱い文系卒は、前線で動く営業が選択のメインになってきます。
営業経験はキャリアに超プラス→コミュ障にはありがたい
営業経験は、転職のとき、'ほぼ'プラスに働きます。
特にゴリゴリの営業会社の場合、ストレス耐性、任務遂行性など、評価されることが多いです。
ゴリゴリの営業会社の一例
- 1日200荷電
- 1日飛び込み50件
- 社内で罵声が飛び交う
- アポが取れるまで帰れない
企業も一定、心が強い人を採用したいです。
せっかく採った人間に即辞められてしまっては、費用も時間もムダになってしまうからです。
キャリアに'ほぼ'プラスと書いたのは、営業経験ありでも、数ヶ月で辞めていた場合は、プラスはおろか、マイナスになり得るからです。
たとえば、3ヶ月で辞めた場合などは、正直ほぼプラスになりません。
キャリアにプラスにしたいのであれば、
- 最低、試用期間以上の勤務
- なんらかの成果をあげた後
以上のタイミングで、転職活動などをすることをおすすめします。
営業は入れ替わりの激しい職です。
中には、1年勤務すれば、長めと言われる会社もあったりします。

キャリアアップ+コミュ障改善という面で見ると、営業はおすすめの職です。
文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法

文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法
文系卒のコミュ障でも、諦める必要はありません。
文系卒は、営業がメインにはなるものの、営業以外の選択肢も自分で作っていくことはできます。
特に今の時代なら、社会人になってからでも、スキルを身につければ、文系卒でもIT系に転職可能です。
IT関連の専門スキルを身に付ける
セールスライティングや動画編集
、プログラミング
など、もくもくと作業をこなせる系がおすすめです。
これらスキルは、まだ成り手が少ない上に、市場が伸びているため、市場価値も高いです。
給与も平均水準よりも高い案件が多く、稼ぎやすい職でもあります。
コミュ障でも、対マシン、対自分であれば、疲れにくいはずです。
人と接するだけが仕事ではないので、文系でも諦めず、スキルを見につけていきましょう。
人と直接接しなくて良い、ライティングの勉強は特におすすめです。
勉強というよりは、経験積んで慣れていくだけなので、無料ブログなどで初めてみてもよいです。

IT系はリモートワークがしやすい職の典型ですし、時代の流れにも合っています。
セールスライティング系の話は、
で、まとめています。
人と接する時間が少ない職で働く
一番大事なのは、あなたの健康です。
人と話すことが、ストレスになってしまったり、心が疲れてしまう場合は、無理に営業職にする必要はないです。
先述の通り、ドライバー、ライン作業が、人と接する時間が少ない職種です。
両親がこの2つの職についており、話を聞くことがあります。
あまり人と話すのが得意でない方が多い分、淡々と業務をこなしてくれるそうです。
「コミュ障=仕事ができない」ではなく、ものすごく仕事ができるが、話すのは苦手な人も割といます。
営業は、人と話すのが仕事のようなものなので、あなたの心身が健康でいられる職を選ぶのが最優先です。
まとめ:文系卒のコミュ障が営業職に転職した話

文系卒のコミュ障が営業職に転職した話
文系卒のコミュ障が営業職に就いたら結果、ものすごく苦労しました。
ですが、キャリアにかなりプラスになりました。

営業の経験があることで、応募できる案件や、給与交渉の際に、営業経験をもとに話を進めたりすることができました。
コミュ障は営業には不向きです。ですが、諦める必要はなく、こなしていくと改善されていきます。
どうしてもだめなら、違う職で働けば良いです。
あまり考え過ぎずに生きましょう。