本記事について
人とコミュニケーションを取るのが苦手な方で、かつ文系出身の方向けの記事です。
記事の結論としては、「やめたほうがいい」です。
文系卒だと手に職がないので、仕事をするとしたら、営業のような顧客折衝がメインになってしまいますよね。
コミュ障でも営業に問題ないという人もいますが、その人は根本、コミュ障ではないはずです。
そもそもコミュ障は、社内のやり取りだけでも苦労し疲弊するのに、社外の人と話、ましてや物を売るのは、正直適正上かなりしんどいものです。
コミュ障が営業に転職すると、かなり苦労します。
しかし、営業職への職務経験としてはかなりプラスになります。
これと言ったスキルが無いのであれば、なるべく若いうちに営業を経験しておくことをおすすめします。

記事の内容
- 文系卒×コミュ障=営業には不向き
- 文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法
筆者の経歴
- 文系(人文学部)卒
- 人前でのスピーチは緊張しない
- 話す相手が減るほど緊張する(1対1が一番緊張)
上記特性で営業へ転職しました。
同じように「文系卒のコミュ障」で営業に、就職・転職を考えている方の内容です。
・文系卒
・コミュ障
という低スペックで、営業に転職しました。
結果はかなり苦労して、一瞬だけ輝きましたが、継続ができず終了。
自分を偽って働くというのは長続きしませんので、要注意です。
コミュ障が営業職に就くとかなり苦労します。
しかしながら、特に法人営業を経験してると、キャリアには大きくプラスになり、後々の職業選択の幅がかなり広がります。
経験を取るか、自身の精神衛生を取るかの2択にはなりますが、体調を崩してまで働くのは本末転倒なので、自分の中で判断されるのがよいでしょう。
目次
文系卒×コミュ障=営業には不向き

文系卒コミュ障=営業には不向き

向き、不向きで言うと、不向きです。
営業がメインになってしまう、文系卒では割と致命的です。
営業会社の実情
普段かなり大人しくて、こちらから話を振らないと話さないような子が、トップ営業だったりする場合があります。
こんな場合は特殊で、一概には言えませんが、大体の場合、コミュ障は営業に向いてません。
コミュ障を克服したい場合、営業職に就職・転職する価値あり
荒治療ですが、コミュ障克服のために、営業で働くのもありです。
営業はもちろん、毎日誰かしらと話さないといけません。
必然的にコミュニケーションの練習になります。
人と話すのを避けていたら一生治りませんので。
人と話すこと自体が苦手な方は、今後のためにも、早いうちに最低限できるようになっておくべきです。
ある程度年齢がいって、社会人経験を積んだ中で、人と話をするのが苦手です、とはなかなか言いにくくもなってしまいます。
そのために、20代のうちにコミュ障克服のために営業職で就職することは、良い選択だと感じます。
でも、コミュ障が営業職に就くことは、かなり覚悟が入ります。
ストイックな方には向いてるでしょう。

営業はご想像の通り、数字を上げていないと、かなり社内にいづらくなります。
営業は、コミュ障を少しでも克服したい方には、適している環境です。
人と話すことには、じきに慣れていきます。
文系卒だと営業以外の選択肢が少ない
文系卒は理系と比べ、圧倒的に営業職がメインになってきます。
文系は専門性が出にくく、周りも営業、ジムやサービス系がほとんでした。

自分で大学のときや、それ以前に、手に職を付けている人は別です。
ホワイトカラーへの就職・転職を目指す場合は、基本営業職になります。
人と話すのが嫌なので、営業以外で選びたいという場合は、
- ドライバー
- ライン作業
などのような、ブルーカラー職がメインになります。
同作業の繰り返しと、体を動かす職なので、
- 飽きとの戦い
- AIに取って替わられる
- 年齢を重ねての体力面
上記の課題が出てくる職のため、長い目でみると、適しているかは疑問です。
専門性が弱い文系卒は、前線で動く営業が選択のメインになってきます。
営業経験はキャリアに超プラス→コミュ障にはありがたい
営業経験は、転職のとき、'ほぼ'プラスに働きます。
特に強めの営業会社の場合、ストレス耐性、任務遂行性など、評価されることが多いです。
営業会社の一例
- 1日200荷電
- 1日飛び込み50件
- 社内で罵声が飛び交う
- アポが取れるまで帰れない
企業も一定、心が強い人を採用したいです。
せっかく採った人間に即辞められてしまっては、費用も時間もムダになってしまうからです。
キャリアに'ほぼ'プラスと書いたのは、営業経験ありでも、数ヶ月で辞めていた場合は、プラスはおろか、マイナスになり得るからです。
たとえば、3ヶ月で辞めた場合などは、正直ほぼプラスになりません。
キャリアにプラスにしたいのであれば、
- 最低、試用期間以上の勤務
- なんらかの成果をあげた後
以上のタイミングで、転職活動などをすることをおすすめします。
営業は入れ替わりの激しい職です。
中には、1年勤務すれば、長めと言われる会社もあったりします。

キャリアアップ+コミュ障改善という面で見ると、営業はおすすめの職です。
文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法

文系卒コミュ障が営業以外で生き残る方法
文系卒のコミュ障でも、諦める必要はありません。
文系卒は、営業がメインにはなるものの、営業以外の選択肢も自分で作っていくことはできます。
特に今の時代なら、社会人になってからでも、スキルを身につければ、文系卒でもIT系に転職可能です。
IT関連の専門スキルを身に付ける
セールスライティングや動画編集
、プログラミング
など、もくもくと作業をこなせる系がおすすめです。
これらスキルは、まだ成り手が少ない上に、市場が伸びているため、市場価値も高いです。
給与も平均水準よりも高い案件が多く、稼ぎやすい職でもあります。
コミュ障でも、対マシン、対自分であれば、疲れにくいはずです。
人と接するだけが仕事ではないので、文系でも諦めず、スキルを見につけていきましょう。
人と直接接しなくて良い、ライティングの勉強は特におすすめです。
勉強というよりは、経験積んで慣れていくだけなので、無料ブログなどで初めてみてもよいです。

IT系はリモートワークがしやすい職の典型ですし、時代の流れにも合っています。
セールスライティング系の話は、
で、まとめています。
人と接する時間が少ない職で働く
一番大事なのは、あなたの健康です。
人と話すことが、ストレスになってしまったり、心が疲れてしまう場合は、無理に営業職にする必要はないです。
先述の通り、ドライバー、ライン作業が、人と接する時間が少ない職種です。
両親がこの2つの職についており、話を聞くことがあります。
あまり人と話すのが得意でない方が多い分、淡々と業務をこなしてくれるそうです。
「コミュ障=仕事ができない」ではなく、ものすごく仕事ができるが、話すのは苦手な人も割といます。
営業は、人と話すのが仕事のようなものなので、あなたの心身が健康でいられる職を選ぶのが最優先です。
まとめ:文系卒のコミュ障が営業職に転職した話

文系卒のコミュ障が営業職に転職した話
文系卒のコミュ障が営業職に就いた場合、かなり苦労はします。
ですが、キャリアにかなりプラスになります。
営業の経験があることで、応募できる案件や、給与交渉の際に、営業経験をもとに話を進めたりすることができます。
コミュ障は営業には不向きです。
ですが、諦める必要はなく、こなしていくと改善されていきます。
どうしてもだめなら、違う職で働けば良いです。