人気の『メモの魔力』を、読みました。

ざっくり概要
メモの重要性について述べられています。
メモを取ることによって得られる付随効果についても触れています。
メモは単なる記録するためのものではなく、メモから新たなアイデアが生まれる場合もあります。
メモからきっかけをもらい、気付きを得ることができます。
この本がおすすめな人
- 普段メモを取らない方
- 文章を書くのが苦手な方
- 人生をいい方向に変化させたい方
- 就活、転職などで自己分析をしている方
本の情報紹介
2018年12月出版
254ページ、読了まで120分
前田 裕二 著
『メモの魔力』の簡単な要約

『メモの魔力』の簡単な要約
携帯でメモを取るより、ペンと紙を用いてメモを取る方が良いようです。

刺さった箇所
メモを2つ目の脳みそとして利用すると効率が上がる。
メモを取りまくることで、取ったメモが自分を知るためのきっかけをくれたりする。
目次
序章:「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
第1章:メモで日常をアイデアに変える
第2章:メモで思考を深める
第3章:メモで自分を知る
第4章:メモで夢をかなえる
第5章:メモは生き方である
終章:ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう
携帯が普及した現代ですが、紙とペンを使ったアナログなメモを取り、人生をいい方向に加速させていきましょう。
印象に残った内容
◯ファクト→抽象化→転用:最強のフレームワーク
(抽象化=本質を考えること)
抽象化する時は、汎用性を重視する。
抽象的でいいので、キーワードベースで述べる。
実績のない状態で人を巻き込むには、
- この人の力になりたい
- この人にかけてみたい
- この人の言ってることは正しそうだ
と、思われないといけない。
◯メモで言語化が上手くなる
①抽象化能力が高い
特にアナロジー力が高い
→一見無関係なものの間に何らかの共通点を見つけ、紐づけること。
②抽象化概念に名前を付けるのが上手い
抽象化概念に名前を付けて、初めて人間は理解できる。
◯メモで自分を知ることができる
今の時代、迷わない人間は最強。
経験していないことは、したい、やりたいと思わない。
経験の数を増やし、したい、やりたいと思う確率を上げていこう。
抽象化なくして、自己分析は存在しない
例)長所:辛抱強い
どんな辛抱強さがあるか具体化する→なぜ? と問い、抽象化していく。
具体例を出し切った上で、Whyで抽象化していく
↑ここまですることで、差別化できる。
汎用性が高くないと、たとえば、面接においても、面接官に刺さり辛い。
「抽象化→転用」、これができないと、夢が夢で終わってしまう。
汎用するために、抽象化する。
他に活かせることはないだろうかと、考えながら抽象化することが思考を深めることに繋がります。
書評まとめ:『メモの魔力』の要約→メモで人生を変えられる

書評まとめ:『メモの魔力』
メモを取ることに対して難しく考える必要はなく、忘れてもいいように、メモしておく位の考えで十分です。
メモのやり方そのものよりも、メモを取ることによって得られるメリットが書かれています。
ちょうど自己分析をしているときに、この本を読んだおかげで、分析をより深く行うことができました。

おすすめの方
- 普段メモを取らない方
- 文章を書くのが苦手な方
- 人生をいい方向に変化させたい方
- 就活、転職などで自己分析をしている方
以上一つでも当てはまる方、ぜひ読んで見てください。
“最後に”
メモであなたの人生を、より明るいものにしていきましょう!