本記事について
TOEICで800点を超えたい方向けの記事です。
800点位であれば、市販の模試を徹底的に反復して勉強して、TOEIC試験自体に慣れることで達成可能です。
英語の試験とはいえテストなので、テスト対策をすることで到達できます。
TOEIC800点は英語力がそこまでなくても超えられます。
記事の内容
- TOEIC模試だけ勉強法で800点越えよう
筆者の経験談
今回紹介する勉強法で855点を取れました。
最初は余計な勉強をしてしまい、初受験から取るまでに9ヶ月もかかりました。
その反省点を踏まえ、最短距離で点数を上げるやり方を共有します。

模試のみ勉強で855点
TOEICの点数を上げるには、
- 市販の模試だけで上がる
- 英会話、ライティングの勉強は不要
- 単語の勉強は長文の精読時だけで十分
- 模試の内容を覚えてしまうくらい繰り返す
以上を覚えておけば、800点取れます。
TOEICは試験なので、英語力そのものを伸ばすというよりは、試験力を伸ばした方が早いです。
言い方悪いですが、所詮TOEICはテストです。期末試験のように、テスト対策をしましょう。
今回は〜800点を目指す方に、最短で進むための勉強法をお伝えします。
TOEICだけ勉強法で800点越えよう

TOEICだけ勉強法で800点越えよう
模試を使った勉強方について書いていきます。
ポイント
- 概要
- 3回模試勉強法のやり方
- リスニング復習法
- リーディング復習法
TOEIC模試だけ勉強法の概要
やることは『1つの模試を3回解く』ことです。
ヒロ前田さんが紹介されているやり方です。
これを少しアレンジしました。
シンプルですが、キツイです・・・
僕が使った模試は、以下の3つです。
おすすめ模試
- 『究極の模試
』
- 『精選模試リスニング
』
- 『精選模試リーディング
』
これら計8セット分×3回=計24回解き、20回目位の時に試験で850点超えました。

『究極の模試』は古いので、新タイプに対応していないため、精選模試がおすすめです。
英語力を図るとはいえ、テストなので模試解くことが一番効果的です。
徹底的に模試を覚える位復習、そして繰り返し解く、そうすれば高得点に近づけます。

3回模試勉強法のやり方
模試勉強法のやり方を説明します。
やり方
- 1回目:本番通り2時間で解く
- 2回目:時間無制限で解く(リスニング聴き直しOK、辞書は使用不可)
- 3回目:復習後、再度2時間で解く(3週間~1ヶ月後が目安※少し内容を忘れたくらい)
同じ模試を復習も進めながら、3回解いていくやり方です。
注意ポイント
- 先に週末のローテーションを組む
- 2と3回目が短期間にならないように注意
- 同じ模試を解く場合、最短でも3週間程度空ける
公式模試は、模試が2セットしか入っていないため、買いませんでした。
数をこなしたいので、『精選模試』など、良質でたくさん入っているものをオススメします。
これだけ解けば、時間配分や、TOEICの中の現実離れした世界観も掴めるかと思います。
復習きつくない? と思うかもしれません。
その場合は、週1回(できれば日曜日)解くと良いです。

リスニング復習法
次はリスニングパート復習法です。
リスニングの復習
- 聞きながら真似をする
- 通勤中の車の中でひたすら聞く
- 電車移動中は頭の中でシャドーイング
- 帰宅後聞き取れない個所をスクリプトを見て確認
以上です。格好いいやり方はないです。
ポイント
朝の鬼の満員電車以外なら、電車の中で携帯でスクリプトを見ることが出来ると思うので、見ながら進めてもよいと思います。
その方が効率良いと思います。
僕は車通勤の時は、ひたすら車内で真似して発声していました。
スクリプトが見れないので、昼休みに聞き取れなかった部分を確認していました。

例文に飽きたときは、洋楽を聞いたり、『ヒアリングマラソン』も聞いていました。
テスト問題はとにかくつまらないので、自分なりの飽き対策をしていきましょう。
リーディング復習法
最後はリーディングの復習法です。
リスニングはある程度受け身でできるものの、リーディングは自分で動かないといけないので、なかなかきつい作業です。
リーディングの復習
- Part5の復習に集中
- 座ってできる出社前2時間、昼ご飯後30分、帰宅後30分勉強
- 長文は答えの位置を確認する程度で、さらっと読み返すのみ
TOEIC800点までは、メインでPart5の勉強を行ってきました。
Part5
- 問題文が短くて精神的に楽、
- サクサク進めるため、やる気が維持しやすい
Part5をいかに正確に短時間で解けるかで、長文に費やすことができる時間が決まります。
問題は長文ですよね。
僕は正直いちいち全文を訳したりする復習はしていません。
理由は長文の問題文自体はそこまで難しくないからです。

ポイント
Part5の文章の方が断然難しいです。
長文の問題は文字数が多く、時間が足りないことで解けないパターンが多いです。
せっかく文は簡単なのに、時間が無くて解けないのはもったいないです。
だから僕はPart5に時間を費やしました。
とはいえ、全勉強時間の2割程度は、長文勉強に時間を充てています。
僕がやったリーディングの長文の復習方法
- 接続詞の徹底確認
- 知らない単語、熟語の確認
- 答えが推測できる箇所の位置の確認
これだけです。
いちいちあの数の長文を一文一文復習していたら、日が暮れます。
僕は長文勉強の際、接続詞の確認が、特に重要だと思ってます。
接続詞の重要性
- Part6の対策にもなる
- 接続詞の後は重要な文が多い
- Part5では、ほぼ勉強できない
- よく使う意味以外の使い方も学べる
単語・熟語は、Part5の勉強で潰せますが、取り漏れがあったりするので、長文勉強時に最終チェックします。
ダブル、トリプルパッセージは、答えが飛び飛びになってますよね。
そのため文のどの辺に根拠が隠されているか、おおよその場所を把握しておくことも重要です。
時間がない時にスキミングして、答えを発見できることもあるので、8模試分の長文を解き、感を養っておきましょう!
PS
1、3回目は、実際の試験と同じ条件にして、日曜の13:00〜15:00で模試を解くことです。
- トイレに行きたくなる時間
- お腹が減って腹が鳴るタイミング
生理的な状態把握の目安にすることができます。
この時間にご飯食べるとお腹が空かない、直前にカフェイン入った飲み物はだめ、これらを調整する参考にすることができます。
まとめ:TOEIC模試のみ勉強で800点超えれる

TOEIC模試のみ勉強で800点超えれる
模試を3回解き、間違った箇所を復習する、この繰り返しです。
最初は2時間、解くのがキツイです。
本番も2時間なので、やるしかないです。
集中力と忍耐力が必要です。
せっかくの日曜日、午前中は準備と移動で使い、午後は15:15位まで拘束されるんです。
あんなの試験は何年もやるもんじゃ無いです。
TOEICは試験です、試験対策をしっかりやって臨みましょう!
以下、模試勉強で使った、市販の模試です。
使った模試一覧
僕が使った当時この3冊とも旧版でしたが、新作が出ていたため、この記事で新型をご紹介しています。