本記事について
- 海外に行ったことないけど、移住も含め、海外で働いてみたいと思っている
- 日本から近い、東南アジアで働いていきたい
このような思いがある方向けの記事です。
記事の内容
- 海外に行ったことがなくても、海外企業の面接可能
- 海外企業の面接で用意しておく点=行ったことがないなら超重要
※東南アジア勤務をベースに書いています
本記事の結論
海外に行ったことがなくても、面接も受けられるし、内定もいただけます。
ですが、
- なぜその国なのか?
- なぜその都市なのか?
を、かなり明確に答えられないとだめです。
書類通過率も20%弱と、かなり低い印象でした。
海外にさえ行ったことがない状態での面接なでの、論理的に話すための用意が必要です。
当時の筆者の状態
- 30代前半男
- 海外渡航歴なし
- TOEIC855レベル
- マレーシア向けの企業勤務
東南アジアの日系海外企業複数社と面接をしました。
面接で聞かれたことや、受けてみて感じた経験をお伝えします。
目次
海外に行ったことがなくても、海外企業の面接可能

海外に行ったことがなくても、海外企業の面接可能
海外行ったことはなくても、不利にはなりますが、面接に進めます。
面接のための準備が必要なので、感じたことを共有します。
言語はそこまで心配しなくてOK
言語は一番心配かもしれませんが、それほど心配はいらないです。
現地の面接官全員に聞きましたが、同様の回答でした。

どちらかというと、現地に行ってから、現地の言葉、マレー語やタイ語など、覚える気があるのかを重要視されます。
✔︎英語が得意だよという方であれば、香港、シンガポール、フィリピンもおすすめ
ただ、香港、シンガポールは人気で、ビザが待ちの方がたくさんいて、働けるかどうか不確定のようです。
エージェントに、香港、シンガポールの2都市は段違いで人気だと言われました。
経済発展しているのと、英語使用可能な点で人気のようです。
実際案件を見ると、ビジネスレベルの英語必須の案件ばかりです。
英語読み聞きできるけど、話せない、書けないという方は覚悟が必要です。
海外企業はエージェントから情報もらおう
日本にいながら海外企業の情報を仕入れるのは難易度が高いため、積極的にエージェントを使うと良いでしょう。
海外専門のエージェントや、日本のエージェントの海外就職支援部門と、つながりを持って情報収集をしておくとよいです。
海外にあるとはいえ、やっぱり営業会社なので、エージェントの質には注意が必要です。
やたらエージェントが面接を受けさせたがるタイプだった場合は、かなり注意しましょう。
いきなり面接を受けさせたがるタイプの場合は、日本同様一歩引いて冷静に判断しましょう。
海外で働くので、かなりの覚悟がいります。
やっつけ仕事で対応してくる場合は、突っぱねましょう。

Web面接で対応可、最終だけ現地で行う企業もあり
Web面接が基本です。僕は全てSkypeで行いました。
コロナ発生後は、日本でもWeb面接が主流になってきたので、みなさんも慣れているかなと思います。

場合によって最終面接だけ、現地で行う企業もあるので、求人票は要チェックです。
通信、マイクは、面接前に何回も確認しておきましょう。
ココがおすすめ
東南アジアは、約1〜2時間の時差なので、日本時間20時でも現地は18〜19時で、終業後も面接でき、その点は有利です。
冒頭にも書きましたが日本でも、1次〜2次はWeb面接の企業が多いです。
結果的に海外で働かなくとも、通信品質向上グッズは、用意だけでもしておいた方がいいですね。
おすすめ『Yeti』というマイクです。
値段が1万円台後半しますが、通信品質も良く、面接だけでなく、Web会議などでも使用でき、長い目で見るとお得です。
「面接中も音がいいですね」と言われることもあり、下手に安いのを買って損するより、最初からいいものを買うことをおすすめします。

海外企業の面接で用意しておく点=行ったことがないなら超重要

海外企業の面接で用意しておく点=行ったことがないなら超重要
この章では、東南アジアの企業と面接を実際してみて、海外企業との面接時に注意が必要な点をまとめています。
日本同様、自己紹介と強みの準備は必要
面接を受ける会社に何を提供できるのか、あなたの強みを完結に言う準備をしておきましょう。
中途面接は、なんだかんだで学歴より、あなたが会社に何を提供できるのかが、最重要だからです。
とはいっても、「あなたの強みはなんですか?」と、ドストレートに聞いてくるイケテナイ面接官は、それほどいないので、会話の中で、強みを絡めるようにするといいです。
何事もポジティブに「わたしは◯◯ができるんです」と、アピールを心がけましょう。
ココに注意
注意点は、聞かれたことに答える最中で、あなたの強みを言うことです。
聞かれてもない余計なことは、話すとマイナスになってしまうこともあるので注意です。
この点は日本でも同じなので、日本の面接と同様の準備でOKです。

なぜその国? その都市? →理由を超明確にしよう
この質問は最重要です。行ったこともない国で、なんで働きたいのか、明確な理由がないと、突っ込まれて終わりです。
正直面接を受けてみて、行ったこともない、国の企業の面接を受けるのは、かなり不利と感じました。

もちろん現地在住の人も募集しています。
よほどのメリットがない限り、企業も日本在住で、ましてや、その国に来たこともないあなたを取りません。
海外企業の面接を受ける上で、よく言われる面接時のフィードバックは、
- なんでこの国なのかが弱い
- なんで海外で働きたいのかが明確ではない
- 他の国でも良いんじゃないかへの返しが甘い
- 英語使いたいというが、実際は現地語がメインだけどいいのか
以上の内容です。
調べたことや聞いた情報で話すはずなので、十分に用意しておきましょう。
- なぜ海外で働きたいのか
- なぜその国でなければいけないのか
志望動機の国バージョンですね。準備して起きましょう。
面接官が一番聞きたいポイントのひとつです。
覚悟面はかなり念押されます、用意はできてますか?
最後の方に、本当に海外で、この国で働く覚悟があるのか、念押しで聞かれます。
お互いにとってかなりリスクがあることですので、最重要項目になってきます。

もしここで迷うのであれば、海外の企業でやめた方がいいです。
憧れるのはわかりますが、海外勤務の現実は話を聞くとかなり大変です。
覚悟があるのであれば、自信を持って、堂々と答えれば大丈夫です。
自信がなく、迷いながら、覚悟あります、という人を、企業も取りたがりません。
当たり前ですが、本当に行く気があるのであれば、自信持って伝えましょう。
もちろん面接受けてみて、「この会社違うな…」と、感じるときは、一旦冷静になって考えましょう。
実験的に少し自信なさげな返事をしてみる、逆に超自信満々に返事してみるなど、試してみるのも良いです。
まとめ:海外に行ったことないのに、海外企業の面接を受けた

海外に行ったことないのに、海外企業の面接を受けた

面接前には、
- なぜ海外で働きたいのか
- なぜその国でなければいけないのか
この2点は最低限固めておきましょう。
最後に僕が海外企業面接で、使ったエージェントさんです。
- RGF:リクルート系。ここのアジア担当とやりとりしました。とにかく面接させよう感が強かったです。
- JACリクルートメント
:僕には求める方のレベルが高過ぎて、数社受けて使わなくなりました。高スペックの方にはおすすめです。
海外で働きたいと思っている志は素晴らしいです。
あなたがなぜ海外で働きたいのかを、明確に準備して、海外転職を成功させましょう!
最後に
絶対働きたい国には、旅行など行っておくべきです。
自分の経験を語れるので、面接官は突っ込みにくいです。