本記事について
都心部から田舎移住を考えている方向けの記事です。
記事の内容
田舎暮らしのデメリット
- お金編
- 人間関係編
記事の信頼性
田舎暮らしを20年以上し、引越し15回を通して、他の地域とも比べ、感じた田舎暮らしのデメリットを伝えます。
田舎暮らしは、’ほぼ’デメリットしかない、と感じています。
以下の2点が主なデメリットです。
- 物価自体が安いだけで、他にかかるお金は一緒なのに、給与ベースが低い点
- 人が圧倒的に面倒くさい点
コロナが流行してから、在宅勤務が増え、田舎へ移住する方が増えました。
しかし、都会の生まれ・育ちの方が、単純に物価が安いという理由のみで、田舎に移住されることはおすすめしません。
以上の理由を本記事で紹介しています。

目次
田舎暮らしのデメリット:お金編

田舎暮らしのデメリット:お金編
一番重要なお金についてです。「物価が安いから田舎いいよ」と言う方もいますが、ただ家賃が下がるだけです。
会社員だと地方の場合、給与ベースが下がってしまうので、都会と比べて本当に良いのか、計算して比べる必要あります。
本当に費用が下がるのか換算が必要
都内勤務水準で給与をもらえる環境であれば、幾分影響は少ないですが、地方は地方なりに都会では発生しない費用を捻出する必要があります。
金額に興すと実質差がないばかりか、かかる時間をご自身の時給で換算すると、都内に住む場合とほぼ差がない場合もあります。
物価は確かに安いが車が必須
地方は物価は安いです。場所によっては3万円台で、そこそこいいところ住めます。
家賃固定費を下げるという点だけなら、東京と比べたらたら天と地ほど差がつきます。
しかし、地方の都心部以外は交通網が発達していない場合が多く、何をするにも車が必須になってきます。
車がないと困る
地方は、車がないと基本どこにも行けません。
ココに注意
車の購入費用車検、任意保険、ガソリン代、駐車場代、修理費、消耗品購入費などたくさんお金がかかります
東京の目を疑う駐車場代とは違いますが、車は所持するだけで、年間少なくとも数十万円かかてきます。
駐車場所、年齢、所持する車によって振れ幅はありますが、年間の車維持コストは、30万円以上は必須です。車本体のローンがあれば更に、乗ってきます。
2.5L級のミドルクラスの車乗ると維持費だけで40万円近くいきます。
田舎暮らしでは生活のために車が必要になり、結果として都心部の家賃の安いところと大差がなくなる場合もあります。
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給与ベースが低い
東京と比べ、同じ年齢、同じ仕事で、年収100万円低い場合がザラにあります。
物価は低いが、その他生活コストはどこ住んでも一緒、車にお金がかかって、給与が低いと、会社員であれば、逆に生活がきつくなる可能性もあります。
フリーランスで、住む場所関係なく稼げる人であれば問題ないです。
会社員であれば、都心に近く、交通の便がいい、神奈川、千葉、埼玉が、よいと感じます。
田舎暮らしのデメリット:人間関係編

田舎暮らしのデメリット:人間関係編
田舎の最悪なデメリットは、人間関係が面倒なところです。
ねちっこくて、かなりだるいです。濃い目の付き合いが好きな人は、良いですが、ドライな人間関係が好きな人は、全く向いてません。
ご近所さん、よく知らない親戚面の人が、結構いて、馴れ馴れしくてうっとうしく感じる人が多いでしょう。
田舎は人付き合いがめんどう
田舎の人間関係は、かなり特殊で、我関せずの関係性を積んできた人は、慣れないことが多いと感じると思います。
田舎の注意ポイント
- 過干渉
- 詮索好きが多い
- 消防団の飲み会多過ぎ
- 自治会のイベントがだるい
- 付き合いをある程度しないと陰口叩かれる
- インターホン鳴らさず、平気なツラしと人の家入って来る
正直周りとの人間関係が、結構ダルいポイントです。東京と比べてジトっとしてて、ねちっこい感じがします。
ご近所さんと深い関係を持つことが好きな人は、住みやすいかもしれません。
田舎はよそ者が浮きやすい
言葉使いが違うことや普段見ない人が集落にいることで、移住した人が浮いてしまうことも多いです。
仲間意識が強く、ガードが堅い感があるので、こっちから適度に徐々に近づいていく必要があります。
子供の公園デビューのような感じで、あからさまに差別されるときもあります。一歩目が結構ハードル高いです。
まとめ:田舎暮らしのデメリット

田舎暮らしのデメリット
田舎暮らしはデメリットが、かなり強いです。強いデメリットを上回るメリットを感じない場合は、おすすめできません。
デメリット
- 車必須
- 人が面倒
- 物価が安いだけ
- 給与ベースが低い
- よそ者が浮きやすい
さらっとしたドライな感じが好きなひとは都会がおすすめで、ねっとりした付き合いをしたい人は、田舎暮らしが合いそうです。
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